
こんにちは!ひかり畑のひかりです。
酸っぱいキムチって皆さんどうしてますか?
キムチを販売している私たち。
「キムチが酸っぱくなったんだけど…」
こんな相談がよくきます。
だから今日も酸っぱいキムチの本場レシピをご紹介します!
キムチが酸っぱくならない保存方法
そもそも酸っぱいキムチが苦手だからできるだけ酸っぱくならないようにしたいんだけど…。
そんな声があったので過去に保存方法もご紹介していますよ!
原因は温度変化
韓国では、1年間のキムチを12月初旬のキムジャンの時期に一気に漬けてしまいます。
それをキムチ専用の冷蔵庫で保管して1年かけてキムチを食べる。
これが本場のキムチの食べ方です。
漬かり具合によって名前が変わるキムチ
実はキムチって、漬け方によって名前が違います。
出世魚が成長に合わせて名前が変わって行く感じですね。
浅漬けから順番に、
コッチョリ(겉절이)→キムチ(김치)→シンキムチ(신김치→)ムグンジ(묵은지)
こんな風に1年をかけて、キムチの味を楽しんでいます。
料理の仕方もそのキムチに合わせて作られていて、
漬けたてのコッチョリにはボッサム。
シンキムチだったらキムチチゲ。
ムグンジはキムチチム 。
と言った具合に、それぞれそのキムチに合わせた食べ方があるんです。
冷蔵庫に入れても発酵は進む
お気づきの方もいらっしゃると思いますが、このように韓国でも漬けてからすぐに常に冷蔵庫で保管していても、発酵は進んで行くんです。
これは避けられないこと。
つまりは、
冷蔵庫で保管することで発酵を遅らせることしかできないんです。
むしろ、本場韓国からしたら発酵しないキムチはキムチではありません。
だったら酸っぱいキムチを美味しく食べる!という頭に切り替えた方がいいですよね?
ということで、私たちはそんなお悩みにお答えするために酸っぱいキムチのレシピを数々ご紹介しています。
今回もそんな酸っぱいキムチ(シンキムチ)を使った「今」実際に作られている本場の韓国料理レシピのご紹介です!
チーズキムチポックンパプの作り方

酸っぱいキムチ初心者の方にオススメです!
チーズのまろやかさが酸っぱさを抑えてくれます。
でも、キムチがよく使っているので深い味わいもある。
そんな料理ですよ。
■材料

・キムチ 200g
・チーズ 50g
・ツナ缶 1缶
・ご飯 茶碗1杯
・ごま油 大さじ2
(タレ)
・コチュジャン 大さじ1
・黒糖 大さじ1
・唐辛子(細) 小さじ1
■作り方の手順

キムチを細かく切ります。
まな板で切ってもいいのですが、洗うのが大変だしキムチが染み込んじゃうのでハサミでチョキチョキがオススメ。
日本ではあまりやりませんが、本場韓国では結構当たり前になっている調理方法です。
ご飯と混ぜたときに、キムチが大きすぎると食べにくいのでなるべく細かくするのがポイント。

キムチが細かくなったらボールに移してタレの材料を加えます。

キムチとタレの調味料がよく混ざったらツナを入れます。
この時、ツナのオイルも一緒に入れてください。
これをよく混ぜ合わせておきます。
これで下準備は完成!

調理をしてそのまま食卓に出したいので、トゥッペギという熱しても大丈夫な器で調理をします。
石焼ビビンバを食べるようなあんな器ですね。
もしない場合はフライパンでも構いません。
それか、小さめのストウブやル・クルーゼのような鋳物の鍋でも大丈夫ですよ。
そこにごま油を熱します。

まずは、先ほど混ぜておいたキムチたちを炒めます。
汁気がなくなるくらいまでよく炒めることで旨味が凝縮されますよ。
あとは、このあとご飯を入れて炒めるので、汁気がありすぎるとベチャベチャしてしまうので、汁気はしっかり飛ばします。

いい具合に汁気がなくなってきたらご飯を入れて、よく混ぜながら炒めます。

こんな感じに全体がよく混ざってきたら、少し焼いておこげを作りましょう。
焦げすぎないように注意です。
だんだんとご飯が焼ける匂いと、「パチパチ」という音がなってきますよ。

ご飯が焼けたところでチーズを入れます。
このとき注意して欲しいのが、結構チーズにも塩分があるのでチーズの塩分によって量を調節してください。
タレ自体しっかり味付けをしているので、なるべくなら塩分の少ないチーズがオススメです。

そしたら蓋をして弱火でチーズが溶けるのを待ちましょう。
実際に作ってみたら、今回は大体2分くらいでチーズが溶けましたよ。

蓋を開けてみて、チーズが溶けていれば完成です!

やけどしないように気をつけながらチーズとご飯を混ぜ混ぜして、

暑いうちにハフハフしながら召し上がれ!
今回はチーズを混ぜましたが、チーズをガツン!と感じたい方は混ぜなくてもOK!
お好みでお召し上がりくださいね。
簡単!美味しく本場韓国のレシピをご紹介

仕事に子育てに家事に…。
忙しいママは少しでも時間が欲しいですよね。
そして、子どもにも少しでもたくさん遊んで欲しい。
だからこそ、簡単に作れる料理はとても重宝します。
でも簡単だからと言って美味しくないものは食べたくない。
キムチには、たくさんの魚介類や出汁などが入っています。
それを使った料理は簡単に美味しいご飯が作れるのです。
そんなキムチを使った料理を主として、
今実際に韓国で作られている本場のレシピを続々とご紹介して行きます!
次回もお楽しみに!
맛있게 드세요!!
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中国出身の朝鮮民族。東京でPanasonicのショールームアテンダントを経て、現在は新潟でワインぶどう農家でキムチを漬けたり、洋梨のル・レクチェを育てたりしています。