ウォーターボム大阪中止|事故の原因はなぜ?イベント会社はどこ?

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2023年7月14日、韓国発祥の大型音楽フェス『WATERBOMB(ウォーターボム)』大阪会場で、男性スタッフがステージ機材で顔を負傷し亡くなる痛ましい事故がありました。


『WATERBOMB(ウォーターボム)』
韓国発祥の大型音楽フェス。
開放的な野外で音楽を楽しむだけではなく、水鉄砲を使ってバトルを行うなど、暑い夏にぴったりのイベントとして同国で長年愛されてきた。
韓国国内では15万人を動員した大人気イベント。


大型フェスやライブ会場で使うことも決して珍しくはないというこちらの機材。
一体なぜ今回事故が起きてしまったのでしょうか。

イベント会社が問われる責任についても気になります


今回は、日本初開催予定だった『ウォーターボム大阪公演』の中止事故はなぜ起きたのか、イベント会社はどこなのかについて調べてまとめました。


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ウォーターボム大阪中止

2023年7月14日、同日に発生したリハーサル中の事故を理由として、『WATERBOMB(ウォーターボム)』大阪公演の中止が発表されました。


開催予定の概要
イベント名:WATERBOMB(ウォーターボム)大阪会場
開催日程:2023年7月15日、16日(2日間)
開催場所:舞洲スポーツアイランド 空の広場
住所:大阪府大阪市此花区北港緑地2-1-128

事故が起きたのは7月14日の午前中、イベント開催を翌日に控え行われたリハーサル中のことでした。

ステージの演出に使用される「ウォーターキャノン」と呼ばれる装置から、謝って発射された水が男性スタッフの頭部に直撃

40代の男性スタッフが救急搬送されましたが、命は助かりませんでした。

なぜ危険な機材を覗き込んだのか、そして覗き込める状態になっていたのか

なお、チケットの払い戻しについては公式HP上に

「7月15日(土)・16日(日)に開催を予定しておりましたWATERBOMB JAPAN 2023 大阪公演に関しまして、会場設営の際、重大な事故が発生いたしました。

上記重大事故にともない、イベント開催がこれ以上不可能と判断し、大阪公演については中止とさせていただきます。

(中略)

大阪開催のチケットは全額返金される予定で、詳細は追ってお知らせします。」

とされています。

全額返金はされるようなので、詳細は連絡を待ちましょう



事故の原因はなぜ?

一番大きな理由としては、機材そのものの危険性というよりは、会場設営側の安全管理」に問題があったのではないかと考えられます。

今回事故が起きた状況は、「スタッフがウォーターキャノンと呼ばれる装置の中を覗き込んでいる時に、水が誤発射されて頭部に直撃した」というものでした。

ウォーターキャノンとは?
地上から水を空高く噴射することができる舞台演出用の機材。
発射された水は上空でミスト状になる。
会場全体の気温を下げられることや、砂埃が舞い上がることを抑制する効果が期待され、特に夏の野外イベントではよく用いられるという。


この機材自体を使うことは特に珍しくないといいます

但し、使用には注意点

ウォーターキャノンは小型の水鉄砲のようなサイズから、野外フェスで使われるような2m超の大型のものまで様々なタイプがあります。

特に大型のものでは、水噴射時の速度が時速100キロを超えるものもあるそう。

今回の事故に関しても、「噴射された水は時速約120キロ」と報じられていました。

主催者の代表は「なぜ覗き込んだのか分からない」と話している様子

問題は「なぜ覗き込んだのか」というスタッフ個人の行動に起因するものではなく、

・覗き込んだら危険だとスタッフに周知できていなかったこと
・機材に接近し、覗き込める状態になっていたこと

だと思います。


ウォーターキャノンを貸し出す会社では、

・機材に人が近づけないよう数m以上の距離をあけて柵を設ける
・発射時は周りに人がいないかよく確認する
・周りの機材を破損しないよう、養生する
・機材操作の際にはヘルメットを着用する

ことを事前に説明しているといいます。


人が近くにいる状況で、ましてや機材の中を覗き込める状態にあること自体が問題と言えそうです。

機材自体に不具合があったわけではなく、今回の件に関して言えば、イベント設営会社の安全管理の責任が大きく問われることになりそうですね。


イベント会社はどこ?

今回日本で初開催予定だった『WATERBOMB(ウォーターボム)JAPAN』の主催は、

◆株式会社Birdman
◆株式会社Entertainment Next

の2社であることがわかりました。
(参考:PRTIMES


「株式会社Entertainment Next」は「株式会社Birdman」の子会社。
同社のエンターテイメント部門に特化した会社とのこと


また、同HP上では、

<主催>
WATERBOMB JAPAN(株式会社SHOWK、Enterbrand Co,INC、株式会社Birdman、株式会社Entertainment Next)

<企画/制作>
株式会社iTONY INTERNATIONAL

と記載されています。


『WATERBOMB(ウォーターボム)』は、大阪を皮切りに全国3都市(大阪・東京・名古屋)で開催予定でした。

現時点では、大阪会場のみ中止が決定していますが、東京・名古屋会場でも同様の機材を用いて設営が行われると思われます。

今後大阪以外の2都市についても開催がされるのか、注目が集まっています。

まとめ

今回は、日本初開催予定だった『ウォーターボム大阪公演』の中止事故はなぜ起きたのか、イベント会社はどこなのかについて調べてまとめました。

・2023年7月15日、16日に開催予定だった『ウォーターボム大阪会場』での公演中止が決定
・事故の原因は「設営側の安全管理の問題」が大きいと思われる
・イベント主催は「WATERBOMB JAPAN(株式会社SHOWK、Enterbrand Co,INC、株式会社Birdman、株式会社Entertainment Next)」


今後、新たな情報が入りましたら、随時追記していきます。

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