収まる兆しの無い大手企業の❝ジャニーズ離れ❞。
各企業が「自社のコンプライアンスに反する」などとして相次いでCM降板を発表するなか、飲料メーカー大手「サントリー」の新浪剛史社長の発言が物議を醸しています。
サントリー社長、ジャニーズに改善なければ「番組スポンサー降板も」SixTONES 松村北斗 pic.twitter.com/vwKsrVFvzf
— OBATEA占い編集部🔮💹🌕33 (@ObateaFortune) September 16, 2023
いちはやくジャニーズタレントの起用見送りを公表したサントリー
今回は、新浪剛史(サントリー社長)がジャニーズについて最悪発言でまた炎上、過去の「45歳でやめてよ」発言の真相についても調べてまとめました。
新浪社長の発言は「脅迫では?」といった厳しい声も…
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
新浪剛史(サントリー社長)最悪発言でまた炎上
スポンサー降板を示唆
いまだ波紋を広げているジャニーズの性被害問題。
アサヒホールディングスのジャニーズタレント起用見送りに始まり、降板を発表する企業が相次いでいます。
そんななか、サントリーホールディングスの新浪剛史社長の発言が物議を醸しています。
9月15日朝日新聞の取材に応じた新浪剛史社長。
そのなかで以下のような発言がありました。
「今後2~3カ月の間にジャニーズ事務所の体制に改善がみられなければ、所属タレントが出演するテレビ番組のスポンサーを降りることもオプション(選択肢)としてはあり得る」
現在『オールフリー』のCMにSixTONESの松村北斗さんを起用しているサントリーホールディングス。
【速報】サントリーHD、ジャニーズ事務所所属タレントの広告は契約満了後更新なしhttps://t.co/VtYsbUAXYg
— ライブドアニュース (@livedoornews) September 11, 2023
現在「オールフリー」でSixTONESの松村北斗を広告に起用しているが、ジャニー喜多川氏による性加害問題を受け、契約を更新しないことを発表。今後の起用もしない方針となっている。
ジャニーズ事務所の会見後に、
・被害者の救済策や再発防止策で納得のいく説明があるまでは、同事務所と新たな契約を結ばない方針
・現時点の契約は期間満了をもって終了する
ことを発表していました。
しかし、今回の「番組スポンサーの降板を示唆」することはより踏み込んだ発言と言えます。
確かにジャニーズタレントを起用している以上は、スポンサーとして対応をどうするのか問われるのは当然ともいえます。
実際、16日に時事通信が発表した調査結果では、12社中4社が、スポンサー活動の見直しも含め検討していると回答
引用:Yahoo!ニュース
しかし、この強気ともとれる発言がいま、大きな物議を醸しています。
当然か圧力か
サントリーホールディングス・新浪剛史社長の「番組スポンサー降板を示唆」する発言。
ネット上では、「事務所に改善がなければスポンサー降板はありえる話」として肯定する声がある一方、「圧力が過ぎるのではないか」といった批判的な声も噴出しています。
SNSでは一部の間で「#サントリー不買運動」のハッシュタグも…
ネット上の意見を一部ご紹介します。
否定的な意見
サントリーの新浪剛史さん、経済同友会の会長として号令かけるのは違うわ。各企業それぞれの判断があったのに、みんな萎縮しちゃったじゃないか。それは圧力だよ間違ってる。右へ倣えで権力に屈する日本。これで何か世の中良い方向に変わってると思うか?
— つぶやき🐁 (@tsubuyakee) September 17, 2023
こういうの本当に好きじゃないんだけど、流石に今回の一件はやっぱり有り得ないと思うんだよね
— いちご (@lovelove15suki) September 17, 2023
人権という刃を振りかざしてジャニーズを排除するにも関わらず、中国で事業拡大?
サントリーさんは、人権を何だと思っているのですか?
社長の行動の責任は会社が負うのですよね?
#さよならサントリー
法を越えて賠償をするとまで言っているのにジャニーズを出したら広告出さないみたいな圧力かけるサントリーの怖さがわかって良かったです😊
— 出戻り (@z1PQdsVGES93713) September 17, 2023
タレントにも今の事務所の人間にも罪は無いのにそこまでして楽しいですか?
サントリーは買わなくても生きていけるのでさようなら🍀#さよならサントリー
肯定的な意見はほとんど見られず、「スポンサー降板をちらつかせるのは、圧力に他ならない」といった厳しい意見が多く聞かれました。
また、こんな意見もちらほら…
会社は謝罪して補償もすると言ってますし加害者だった疑惑がある方も鬼籍に入っています。まだ改善の全貌は出してないないうちからスポンサー降板をチラつかせるのって脅しじゃないですか?サントリーさんも時効とは言え桜を見る会のやつとかハッキリしてないことありますよね? https://t.co/qiL7pZacIw
— せいら (@renishachidori) September 16, 2023
サントリー、流石にジャニーズの件で番組スポンサー降板チラつかせるの、圧力が過ぎるのでは?他の企業も右ならえさせる感じじゃん。改善は最もだけど。
— めろんぱん文鳥🐦 (@meronpanbuntyou) September 16, 2023
自分は桜を見る会の収賄疑惑も潔白じゃなくて、中国の人権問題はスルーして商売してんのに突きやすいとこにだけ今更声上げてんの普通にダサいな…
ウィグル新疆自治区の迫害問題をしり目に中国への販路拡大を進めていることや、安部前首相の「桜を見る会」での収賄疑惑に関して明白に潔白が証明されていないことについて言及する声も多く聞かれました。
上記以外にも過去にさらなる衝撃発言で炎上していました…
「45歳でやめてよ」騒動も
実はジャニーズ問題に関する発言以前にも、たびたび❝失言❞により炎上している新浪剛史社長。
記憶に新しいのは、2021年9月9日開催の経済同友会セミナーでの
「定年を45歳にすれば、20代や30代の人たちが自分の人生を考えて勉強するようになる」
いわゆる「45歳定年制」に関する発言です。
「愛社精神など不要、45歳で辞めてよ」サントリー新浪社長は経営者の腹の内を代弁した キャリア支援という名のリストラ #プレジデントオンライン https://t.co/ovHIq4nxOu
— つき🌙 (@7tsuuuuuuu_k28z) September 16, 2023
新浪社長のこの発言は、「氷河期世代イジメ」「中高年をリストラするための発言」だとして大炎上しました。
「45歳で定年」のときも炎上したなあ。 「お前58やろ?お前がやめろや」言われてね。 で、いつ辞めるの? サントリーの不買運動起きてるで。
引用: X (twitter.com)
実際のところ、新浪氏の主張する40〜45歳で給料上昇打ち止め、45歳で定年となったら、サントリーという会社はどうなるのだろう?二十歳すぎで就職し、わずか二十年ちょっとしか会社にいられないのだとしたら、熟成が求められるウイスキーとかスコッチの質を維持できるのだろうか?
引用:X (twitter.com)
実際問題、日本には「高年齢者雇用安定法」という法律があるため、現時点ですぐに45歳定年制度をとることはできません。
また、新浪社長も「首切りをするという意味ではない」とのちに釈明しているため、すぐにどうのという主旨ではなかったかもしれません。
しかし、それでも一流企業の顔であり影響力のある人物が、「今の若者は自分の人生を考えていない」とも受け取られかねない発信をしてしまうこと自体が問題ともいえますね。
まとめ
今回は、新浪剛史(サントリー社長)がジャニーズについて最悪発言でまた炎上、過去の「45歳でやめてよ」発言の真相についても調べてまとめました。
・サントリーホールディングスの新浪社長が「スポンサー降板の可能性」に言及し炎上
・中国への販路拡大や、桜を見る会の収賄疑惑について説明不十分を指摘する声も
・過去には経済同友会で45歳定年制に触れて炎上していた
コメント
「事務所に改善がなければスポンサー降板はありえる話」は当然の話。
経済同友会の会長だからこそ、この危機感を理解していない企業に発した発言です。
人権意識の低さは、日本企業・日本人の欠点です。