2022年夏、相模原市の小学校で男子児童がいじめを受け、法律で定める「重大事態」に認定されていたことがわかりました。
小3男児がいじめ被害 「重大」認定、発覚から3カ月以上 相模原 https://t.co/VC6x1y7Lff
— 毎日新聞ニュース (@mainichijpnews) September 28, 2023
この件については、いじめの発覚から「重大事態」に認定されるまで3か月以上の時間を要しており、被害者の両親は学校の対応に問題があったとして抗議声明を出しています。
今回は、いじめ重大事態が発生した相模原市立の小学校はどこなのか実名調査、重大事態認定まで3か月かかった理由について調べてまとめました。
被害男児が受けたいじめは、小学生とは思えない陰惨なものでした.
男児の心の傷が大変心配です…
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
相模原市いじめ発生の小学校はどこ?実名調査!
相模原市立小学校でいじめ発生
昨年4~6月にかけて、相模原市立の小学校で重大ないじめが発生していたことが判明しました。
当時小学3年生だった被害者の男児は、
・複数の同級生から命に関わる暴言
・「消え失せろ」など日常的な言葉の暴力
・殴る蹴るなどの暴行
など凄惨ないじめを受け、打撲などの怪我を負ったといいます。
いじめは2022年4月から2か月余り続き、男児は不登校に…
また、ベランダから飛び降りようとするなど精神的にも追い詰められていきました。
いじめの重大事態認定に相談から3か月以上 相模原市立小3年の男児 複数児童からいじめ 市教委「調査に時間がかかり認定遅れた」 https://t.co/2aH0WYTcZV
— TBS NEWS DIG Powered by JNN (@tbsnewsdig) September 27, 2023
6月には、いじめが横行していることが表面化。
しかし、学校側は両親からのたびかさなる要請に応じず、十分な対応は行われませんでした。
ようやく文部科学省が定める「いじめの重大事態」と認定される頃に3か月が経過しており、男児は転校を余儀なくされた後でした。
いじめが発生した小学校はどこなのでしょうか
小学校はどこ?実名調査!
各報道機関の報道内容や、SNSなども調査しましたが、
小学校の実名に関する情報は全くありませんでした。
わかっているのは、「相模原市立の小学校」ということのみ。
もし、今回の事柄を心から反省し、体制を入れ替える覚悟があるのであれば、学校名も実名報道すべきではないかと個人的には感じました。
世間の声
ニュース見てて、福岡市私立中学、先輩に鎖で首を縛られて平手打ち、これヤンキーの仕業なのかな。いじめじゃなく暴行、駅でおじさん同士でそんなことあったら即刻逮捕です。相模原の小3が今年20回死のうと思ったって可哀想すぎる、、ニュース見て怒る。
— ポテチ (@nico3_nyan3) September 28, 2023
事情はわかんないけどさ、3ヶ月なら、かかってももおかしくない期間だと思うよ。 報告が1年かかったのは遅いかもだけど、それも転校してしまったからかもしれんし。
引用:X (twitter.com)
「学校側が、いじめについての調査報告書を市教委に提出するまでにもおよそ1年がかかっていて、市教委は「様々な段階で時間がかかってしまった」「児童や保護者を長期間、不安にさせてしまった」としています。」 一年も調査報告書の提出が遅れた理由になっていない。
引用:X (twitter.com)
何故、被害者が追い出されなきゃならないのか?全く納得できない。 「いじめを受けて転校を余儀なく」じゃないですよ。加害者側の主犯格を転校させるべきです。こんな対応、本当に腹が立ちます。
引用:X (twitter.com)
重大事態認定まで3か月
重大事態認定までの経緯(時系列)
相模原市の小学校でいじめ 学校側が「重大事態」と認定まで3か月以上https://t.co/Pfja4OurvV#日テレNEWS #いじめ #相模原 #重大事態
— 日テレNEWS (@news24ntv) September 26, 2023
被害男児のご両親が憤りを感じている理由のひとつとして、いじめがあったことはもちろん、
学校側の対応に問題があった
と感じていることが挙げられます。
ここまでの流れを時系列でまとめると、
2022年4~6月 相模原市立小学校でいじめが発生
↓
2022年8月 被害男児が転校を余儀なくされる
↓
2022年9月 「いじめの重大事態」に認定される
↓
さらに、調査報告書を学校側が相模原市教育委員会に提出するまでにも1年以上
重大ないじめの事象であることは火を見るよりも明らかです。
調査に1年もかかるのかも疑問に感じてしまいます。
被害男児の母親は、取材のなかで以下のように語っています。
「嫌な思いをたくさんしながらここまでやってきて、時間がかかっているのもなぜだかよくわからない。本当に不愉快な思いです」
引用:Yahoo!ニュース
「学校の対応があまりにも無為無策だったのが一番の問題だった。 いじめを受け付けなければなかったことになりますから、そういう体制で推し進められてきたんだろうなと言うことに怒りと危惧を覚えている」
引用:Yahoo!ニュース
いじめ認定や調査報告書の提出に時間がかかったことについて、学校側の言い分は何だったのでしょうか?
教育委員会の言い分
相模原市の教育委員会は、対応が遅かったことを認めています。
また、時間がかかった理由について、
「詳細に様々な調査をするために時間がかかった」
と説明しています。
詳細に?様々とは…?
市の教育委員会の担当者は、取材に応じ以下のコメントを出しています。
「●いじめの重大事態だと認定するところ、●学校が教育委員会に報告し市長に報告するところ、●その後学校が詳細な報告をするところ、それぞれについて、もっと迅速にできなかったかという反省はございます」
引用:Yahoo!ニュース
今後については、第三者委員会の設置も視野に入れており、対応に問題がなかったか検証していく予定とのことです。
まとめ
今回は、いじめ重大事態が発生した相模原市立の小学校はどこなのか実名調査、重大事態認定まで3か月かかった理由について調べてまとめました。
・2022年当時小学3年生の男児が暴言や暴行を伴ういじめに遭い、転校を余儀なくされた
・小学校の実名は報道されず情報なし。相模原市立の小学校ということのみ判明。
・いじめ発覚から重大事態認定まで3か月、教育委員会へ調査報告書を提出するまでには1年かかっている
・今後は第三者委員会の設置を検討、対応の不備を検証する予定だという
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