コムアイがアマゾンで子供を出産はなぜ?医師からの警鐘と賛否両論

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人気音楽ユニット「水曜日のカンパネラ」の初代ボーカルを務め、カリスマ的な人気を誇っていたコムアイさん

2023年3月10日に、現在交際中である映像作家兼人類文化学者の太田光海氏との間に子供を授かったことを発表。
そして、7月26日に第一子となる男の子を出産したことを発表しました。


ちなみに2人は特に事実婚というわけではなく、あくまでも「恋人同士のまま妊娠しているだけ」という状態なんだそう。


そんなお二人が、日本ではなくアマゾンで出産を選んだことが話題になっています。


出産場所は公表していませんが、出産報告の写真背景に木造の小屋とおぼしきものが…

1か月ほど前にも、海外での様子をInstagramで発信していました。
無事にアマゾンで出産を迎えられたようですね!

しかし、そもそもなぜ先進医療技術が整った日本をわざわざ離れ、アマゾンの先住民族の村で出産しようと思い立ったのでしょうか。

今回は、コムアイがアマゾンで出産を選んだのはなぜなのか、医師からの警鐘世間から賛否両論の声について調べてまとめました。


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コムアイがアマゾンで子供を出産はなぜ?

コムアイさんは、現在公開中のWEBサイト「nippon.com」のインタビューの中で、アマゾンでの出産を決めた理由について元々自然分娩に興味があったからと述べていました。

「自然分娩」とは
自然に陣痛が始まるのを待ち、自然の流れに身を任せてタイミングをとる出産方法。
手術などの医療介入をせずに行う分娩方法のこと。


ご自身でも色々調べたそうで、コムアイさんが出産に求める条件は、

●無菌ではない状態で出産すること
●分娩台に固定されていない状態で出産すること
●へその緒をすぐに切らないこと
●親族じゃなくても立ち会いができる etc…

上記を満たす出産方法を考えた結果、「現代日本の病院で産むよりも、(アマゾンで)熟練の産婆さんについてもらい出産するほうが自分の理想に近い」と思ったのだそうです。

「それなら助産院で産めばいいのでは?」


という声も聞こえてきそうですが、それをしないのにはまた別の理由がある様子。

●自然の近くで産みたい
●先住民の伝統的な知恵を知りたい
●日本の出産体制ではないところで産みたい


というコムアイさんの意思を尊重した結果、「ある意味❝一番安全❞なのが、アマゾンなんじゃないか」という結論に至ったとパートナーの太田氏は語ります。


「現地で身体がなじまなかったり、そこで産むのが不安だと感じたりしたら、柔軟に予定を変更する」

とも仰っているので、アマゾンでの出産に頑なに拘っているわけではないのかもしれません。


しかし、必ずしも❝理想❞通りにいかないのが出産の怖さでもあります。

そもそも自分から進んで手術を望む人っていないですよね...

母子ともに少なからずリスキーな選択であり、太田氏の言う❝アマゾンが一番安全❞という言葉には違和感を禁じえません。




医師からの警鐘と賛否両論

海外で、特に医療の環境が整っていない現場で出産を迎えることについて、医師は警鐘を鳴らしています。

妊婦健診の重要性

今回7月末の出産に向けて、5~7月に渡航を予定しているコムアイさん。



仮に5月に渡航した場合、それ以降の妊婦健診がまったく受けられないことになります。

後期妊婦健診の内容
胎児・・・外表や臓器の異常、成長に問題がないか
母体・・・妊娠糖尿病、高血圧などの検査


お腹の中の赤ちゃんに異変がないか、また母体側に異常はないか出産当日まで気が付けないということは、出産時に命に関わる重篤な事態を引き起こすことになりかねません。


万が一何かあった際に、高度な救命医療を受けづらくなることも危惧される点です。



出産時のリスク

分娩中のリスクとして、陣痛微弱胎児機能不全常位胎盤早期剥離など、発症の可能性が低いがゆえに軽視されがちな、危険な合併症が多く存在します。


なかには羊水塞栓症のように、確率こそ低いものの発症した場合、現代の先進医療措置をもってしても20~40%以上が命を落とすと言われている重篤な合併症も。

分娩中に亡くなる産婦の原因はこれが一番多い。

以前は発症したら最後、6~8割の確率で亡くなると言われていました。
胎児の細胞や組織が含まれる羊水が母体の血流に流れ込み、多臓器不全など母体に重篤な症状を引き起こす原因不明の恐ろしい合併症です


コミュニケーションの問題

妊娠期間が順調であれば、出産当日までは特に問題ないかもしれません。



しかし、自然分娩を望むからこそ、分娩に立ち会ってくれる方とは綿密なコミュニケーションと信頼関係、意思疎通を図る必要があります。

間違ったタイミングでいきむと母体にも胎児にも大きな負担がかかることも…

・お産がどこまで進んでいて、赤ちゃんの様子はどうなのか
・出産に繋がる陣痛の波と、いきむタイミングはいつなのか
・体に違和感や異変を感じた時にうまく伝えられるのか


母体に起きうる細かな異変について、どのように相手に伝え且つ現地での対処が可能なのか、事前に調べて相談しておくべきでしょう。



世間の声は賛否両論

コムアイさんの「アマゾンで出産する」という宣言を受けて、ネット上では様々な意見が出ています。

批判的…というよりはむしろ(コムアイさんにとってはお節介なのでしょうが)、母体にかかる身体的な負担や生まれてくる赤ちゃんについて心配する声が多く聞かれました。



中にはこんな声も



もともとそのエキセントリックなパフォーマンスに魅了されるファンも多く、意外にも「コムアイらしい」「特に驚きはない」と言った声も聞かれました。

まとめ

今回は、コムアイがアマゾンで出産を選んだのはなぜなのか、医師からの警鐘世間から賛否両論の声について調べてまとめました。

・コムアイがアマゾンでの出産を決めたのは、「自然分娩への興味」と「日本の病院で出産することへの違和感
・医師は日本で産むことを勧めている。
・妊婦健診が受けられないことや分娩時の合併症リスク救命医療措置の不十分、コミュニケーションの問題について理解しておく必要がある
・ネット上では否定的な意見もあるが、それよりも母子の身の安全を案ずる声が多い。


パートナーである太田氏は「コムアイと胎児の旅を通して、この世界の希望と問いに向き合うアートドキュメンタリー」と題して、コムアイの出産までの日常を映像化する計画を進行しています。

結婚という形式にこだわらないことも、自然分娩への憧れについても個人の選択の自由だと思います。しかし、出産は一歩判断を間違えば命の危険と隣り合わせの奇跡でもあります。



くれぐれも母子の命の重みが何にも代え難いことだけは心に留めておいていただきたいものです。

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