2023年10月2日(月)、東山紀之さんを新社長に据え、ジャニーズ事務所の新体制について会見が行われました。
【ジャニーズ事務所の会見】
— ORICON NEWS(オリコンニュース) (@oricon) October 2, 2023
所属タレントと個別に契約、エージェント会社成立へhttps://t.co/NhUem6hR5w
タレントが個人やグループで作る事務所と個別契約を結ぶ態勢に。エージェント会社は東山紀之が社長、井ノ原快彦が副社長に就任。#ジャニーズ #ジャニーズ事務所 #SMILEUP #スマイルアップ pic.twitter.com/I2hHzhkqPz
「新体制発表会見」は10月2日午後2時~4時までの2時間
会見では、被害者への補償内容や、現在藤島ジュリー景子氏が100%保有する株式の取り扱い、タレントや社員の移籍先などについて説明が行われました。
そんななか、世間から大きな注目を集めていたのが、ジャニーズ事務所の新たな社名。
今回は、ジャニーズ新会社(=エージェント会社)名の公募方法、ジャニーズ事務所から名称変更した「SmileUp(スマイルアップ)」について調べてまとめました
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
ジャニーズ新社名公募方法は?
社名変更までの経緯
【ジャニーズ】東山紀之が新会社社長、井ノ原快彦は副社長で一本化 ジャニーズ10・2会見で新体制語る 所属タレントには方針報告 https://t.co/yOaMsfS7kq
— News Everyday (@24newseveryday) September 29, 2023
一度目の会見の際に「現状社名を変更する予定はない」旨を発表し、大きなバッシングを受けたジャニーズ事務所。
スポンサー離れや番組降板が相次ぎ、先日放送された『ミュージックステーション』ではCMに❝ACジャパンが増えた!❞などと話題になりました。
そんな苦境の中、東山紀之新社長は改めて社名変更の意思があることを表明し、かつ一部の週刊誌において「公募」で新社名を決めるようだと報じられました。
「社名変更の方針を固めたジャニーズ事務所が、タレントと社員を所属させる新会社の名称をファンから公募する方向で動いていることが30日、判明した」
引用:スポーツ報知
※追記※
10月2日午前、会見に先立ち、ジャニーズ事務所が事実上の解体となり、「ジャニーズ」の名称が完全に消滅することが発表されました。
#ジャニーズ事務所#日テレニュース
— プリムラ (@ShioRihi0507) October 2, 2023
ジャニーズ事務所は事実上解体
ジュリーは株100%保持で被害者補償に専念
「ジャニーズ」という名称は消滅
東山氏が新たにエージェント会社設立
タレントは個人事務所にて契約
だそうです。
そして、会見の中で新たな事実として判明したのは、以下の内容です。
・現在のジャニーズ事務所は事実上解体、名称は消滅
・東山紀之氏をトップとして新たなエージェント会社を設立する
・所属タレントは個人ないしグループで新たに事務所を設立し、上記のエージェント会社と契約を結ぶ形態をとる
・藤島ジュリー景子氏は引き続き株式を100%保有し、被害者への賠償や補償に専念
・藤島氏はエージェント会社や今後の運営には一切関わらない
また、個人事務所の設立が難しいタレントについては、新会社にエージェントではなく所属するという形態を選択することも可能としています。
社長は東山紀之さん、副社長には井ノ原快彦さんが就任されるということです
名称の公募が行われるのは、この❝新会社❞の名前ということになりますね。
新社名の公募方法は?
【日経特報】ジャニーズ、被害者補償と経営分離 新会社社名は公募へhttps://t.co/gTe4KKcNsJ
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) September 30, 2023
新社名の公募方法は、
いくつかの提示された選択肢の中から候補を選ぶ形式をとる
と思われます。
「新会社の社名は、タレントらが考えた複数の候補からファンらの投票や意見などを参考に決める」
引用:https://mainichi.jp/articles/20231002/spp/000/006/000000c
※追記※
10月2日の「新体制発表会見」のなかでは、具体的な公募方法(選択肢がいくつあるのか、郵送かインターネット投票か等)や、応募期間については説明はありませんでした。
後日FCサイトから具体的な日程や方法について説明があるものと思われます。
会見の中で説明があったのは、
・新会社名の公募に参加できる対象者(後述)
・新会社は今までとは全く異なる会社
・社長には東山紀之氏、副社長には井ノ原快彦氏が就任する
・新会社は1か月以内に設立予定であること
です。
新会社は1か月以内に設立予定であることから、公募もスピード感をもって行われることが予想されます。
参考までに、ジャニーズ事務所の後継=スマイルアップについては、10月2日に会見で発表→10月17日から新会社名に変更する予定とのこと
イメージとしては、
近日中に新会社名の候補が提示
↓
10,11月中には公募案内・募集開始
↓
年内には新会社の名称が確定
↓
商標登録出願
※一般的には1年近い期間がかかりますが、早期審査制度を利用すれば最短2か月程度で登録可能な場合も
↓
2024年春頃から運用開始?
というような流れでしょうか。
詳しい日程についてFCで説明があり次第、お伝えしたいと思います。
ファンクラブ会員でなくても公募には参加できるのかな?
ファンクラブ会員のみ?
ジャニーズ事務所の新社名を決める公募に応募できるのは、
ジャニーズのファンクラブ会員のみ
です。
そもそもですが、「公募」と一般的にいう「募集」には大きな意味合いの差があります。
公募とは?
ある一定の条件のもとで、該当する人やモノを広く公から集めること
募集とは?
ほぼ条件がない状態で、人やモノを広く一般から集める
つまり、募集よりも公募の方が、限定的な範囲に募集を呼びかけるという違いがあります。
※追記※
10月2日に行われた会見の中でも、ジャニーズ事務所の新社名公募については、ファンクラブ会員限定で行われることが正式に発表されました。
今回、現ジャニーズ事務所からの名称変更が発表された「スマイルアップ」。
タレント育成業務からは手を引くとのことですが、今後一体どのような立ち位置で運営していくことになるのでしょうか。
SmileUp(スマイルアップ)に確定!ジャニーズ消滅へ
「SmileUp(スマイルアップ)」
《ジャニーズ事務所 新社名「Smile Up」》
— ──────────── (@k_maru_dau_baby) October 1, 2023
・事務所はコロナ禍に『Johnny's Smile Up! Project』で医療従事者へ3.6億円の物資提供
・約6つの候補から最終的に2つに絞り込み
・最後まで「J」の文字を残すか議論
・完全に決別して再出発する為に実績あるプロジェクト名を採用
🔗https://t.co/cJL6ORk41V
ジャニーズ事務所が社名変更されると話題になった際、ネット上は「ヒガシーズ?」「ノリユキーズ?」など大喜利状態になりましたね。
10月2日に行われた「新体制発表会見」の中で、
・現在のジャニーズ事務所は被害者への補償業務を行う会社として存続する
・存続会社の名称をSmileUp(スマイルアップ)とすること
・全補償業務が完了次第、廃業すること
が正式に発表されました。

引用:Johnny’s Smile Up! Project (@smileup_project) / X (twitter.com)
「性加害問題で揺れるジャニーズ事務所の新社名候補に「Smile Up(スマイルアップ)」が急浮上したことが1日、分かった。」
引用:サンスポ
「SmileUp」の名前の由来はなんだろう?
「SmileUp」の由来は?
職場に防護具が届きました。
— ばぶkao (@kaobabumasa) May 21, 2020
ありがとうございます。
このメッセージカードで職場のヲタ達とテンション上げてました🎶#スマイルアッププロジェクト #ジャニーズ pic.twitter.com/khtA7EDFta
もともとは「Johnnys Smile Up! Project」と題して、コロナ禍に社会貢献を行ってきたジャニーズ事務所。
活動の一環として、医療従事者に総額3億6000万円相当の物資(防護服や食料品など)を提供したことも話題になりました。
かつて、このプロジェクト名を発表した際に、ジャニーズ事務所は以下のようにその名前に込めた願いを明かしています。
<名称に込めた想い>
”Smile Up=ほほ笑む”
エンターテイメントに触れていただく時間も、困難な状況が訪れた時も、どんな時でも“一人でも多くの皆様が笑顔になれる”時間が提供できる企業でありたいと思っております。「Johnny’s Smile Up ! Project」は、“いつも皆様の手の届くところにあって、ほほ笑みかけている”、そんな存在でありたいと思います。
引用:https://www.johnny-associates.co.jp/smile_up_project/
厳しい状況にからの立て直しを図るジャニーズ事務所、そしてジャニーズ所属タレントを支える多くのファンの感情に寄り添う思いが込められているのかもしれません。
※報道によると『Smile Up』はタレントが所属する会社ではなく、現ジャニーズ事務所が今後「被害者補償会社」として存続する会社の新社名なので“ジャニオタ”全員が“スマオタ”になる事は無いです。多分
— ──────────── (@k_maru_dau_baby) October 1, 2023
「一度使用したことがあるネーミング」を使った理由は、商標権の先取り対策のためと思われます。
なんらかの事情で事前に(その名称を使うと)外部に漏れた場合、他者が先に商標登録してしまう可能性も十分に考えられます。
その点、既に商標権を獲得している名前であれば、そういったリスクは無用ですね。
既に商標権を獲得している名称を採用した理由には、そうした実務的な問題もはらんでいたようです。
ジャニーズ消滅へ
【ジャニーズ会見】「関ジャニ∞」「ジャニーズWEST」などグループ名は「なくなります」https://t.co/E2clVecMmk
— ライブドアニュース (@livedoornews) October 2, 2023
東山新社長は、「関ジャニ∞」「ジャニーズWEST」のグループ名や、「ジャニーズJr.」の呼び名についても説明。「すべて、ジャニーズとつくものはなくなります」と宣言した。 pic.twitter.com/1wZbzyvykP
ジャニーズ事務所が「Smile-Up」に社名変更するにともない、関連企業の名称もすべて変更され、事実上「ジャニーズ」という名前が消滅することが分かりました。
これにより、ジャニーズの名前が含まれる
・ジャニーズWEST
・関ジャニ∞
などのグループ名も消滅することになります。
新たなグループ名は、公募ではなく、メンバーで話し合い新たに決定する予定とのことです。
まとめ
今回は、ジャニーズ新会社(=エージェント会社)名の公募方法、ジャニーズ事務所から名称変更した「SmileUp(スマイルアップ)」について調べてまとめました。
会見内容まとめ
・現ジャニーズ事務所は、「SmileUp(スマイルアップ)」に社名変更。被害者への補償業務を行う会社として存続する。
・所属タレントは、自身もしくはグループで事務所を設立し、東山紀之氏をトップとするエージェント会社と契約を締結する方針
・個人で事務所設立が難しい場合は、新会社にエージェントではなく所属する形で移籍することも可能
・「SmileUp(スマイルアップ)」の由来は、かつてジャニーズ事務所が行ってきた社会貢献プロジェクトの名称
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