チャンポンの作り方
日本で中華料理と言えば?
ラーメン、麻婆豆腐、餃子、チャーハン…。
などなど想像しますよね。
でも、韓国で中華料理と言えば…
ジャージャー麺、タンスユク(酢豚)、そしてチャンポン。
そうなんです!韓国と日本では中華料理が随分と違うんです。
以前にジャージャー麺の作り方もご紹介しておりますので、こちらもぜひご覧ください。
本来は豚骨スープで作るチャンポン。
今回はご家庭にある簡単な材料で作れるレシピを考えました。
■分量


・白菜 100g
・玉ねぎ 1個
・バラ肉 150g
・シーフードミックス 150g
・生姜 10g
・サラダ油 大さじ4
(だし汁)
・煮干し 50g
・昆布 7g
・水 1.5リットル
*1時間ほど水に漬けておき、火にかけておく
(調味料)
・醤油 大さじ2
・牛肉ダシダ 大さじ2
・中華魚醤 小さじ1(鶏ガラスープでOK)
・唐辛子(粗) 大さじ2
・唐辛子(細) 大さじ2
■作り方の手順
実際に作ったものを動画にまとめましたので、こちらをご覧ください👇
作り方のポイントを見てみましょう!



まずは野菜を切ります。
玉ねぎは5ミリ幅くらいに切る。
白菜は大きめのざく切りに。
生姜は細切りにします。

お肉は薄切りの豚バラ肉を使用しました。
今回は豚骨スープを作らないので、ここで豚の油っぽさを出しますよ。
その薄切りの豚バラ肉は1センチ幅くらいに切ります。

次に熱した油に生姜を入れて、香りが出るまで炒めます。
この油が大切!

ここが今回最大のポイント!
豚バラ肉を炒めるのですが、ここでじっくりと炒めてください。
目安となるのは油の色。
最初は少し濁った油なのですが、じっくりと炒めることで油が透明に変わります。
なので、油の様子を見ながら透明に澄んだ状態になるまで炒めましょう!

豚肉の油が澄んだと思ったら、シーフードミックスを入れます。
冷凍のままでも大丈夫です!
まだ水は一切入れていないのですが、それぞれの具材から水分が出るのでその水分でじっくりと火を通します。

シーフードミックスの中まで温まったら、玉ねぎと白菜を入れて軽く炒めます。

野菜がしんなりとしたら、調味料を全て入れましょう!
中華魚醤という謎の調味料…ちょっと気になりませんか?

母にもらってたまたまあったのですが、今回はこちらを入れてみました。
鮑を使ったジャン(醤)のようで旨みを出すものです。
こちらの調味料、ご家庭にはないと思うので、こちらの代わりに中華スープの素(鶏がらスープ)を入れてもいいですよ。

最後に唐辛子を入れます。
唐辛子を先に入れてしまうと、水分が全部座れてしまって調味料が混ざりにくくなってしまいます。
なので、基本的に唐辛子は最後に入れますよ。

全体に唐辛子を混ぜたら、あらかじめ火にかけておいた出汁を入れます。

途中アクを取りながら、10分ほどグツグツと煮込んでいきます。
その間に麺を茹でましょう。

今回使用したのは、こちらの乾麺。
中華麺ならなんでも大丈夫ですよ。
なんとなくストレート麺がチャンポンっぽいですよね。

袋に書いてある通りに麺を茹でたらお湯を切って器に盛り付けます。

その上から煮込んだスープをかけて出来上がり!
どうですか?結構簡単ですよね!?
実際にこちらの料理を食べた感想をラジオ番組で聞くことができます。
こちらからどうぞお聞きください。

日本ではインスタント以外ではなかなか食べられないチャンポン。
意外に簡単に作れますよね。
ぜひ一度作ってみてください!
それではまた次回!
맛있게 드세요〜!

中国出身の朝鮮民族。東京でPanasonicのショールームアテンダントを経て、現在は新潟でワインぶどう農家でキムチを漬けたり、洋梨のル・レクチェを育てたりしています。