ひかり母さんが育てたキムチ

長男が産まれて気付いた。

2018年の1月、大雪の日にわたしたち夫婦のもとに、こどもが産まれてきてくれました。

それまでも、日本伝統の漬物を残したいという想いで梅干しを漬けてはいましたが、

それよりも母になってもう一度原点を振り返ったひかりは

「母の味を受け継ぎ、残したい」という想いが強くなりました。

50年もの間、毎年毎年キムチを漬け続け、母が育て上げたキムチのレシピ。

そのレシピを次の世代へと残せるという親の偉大さや愛情に

親となってやっと気付けたのです。

それと同じように、わたしたちも息子に何か残したい。

そんな想いがきっかけでこのキムチ作りをしようと思い始めました。

母から受け継ぐ家庭の味

わたしたちが表現したかったキムチは、昔から本場で食べなれた家庭のキムチ。

そう、あのオモニ(母)の手から作り出される、辛くてほんのり酸味のあるキムチです。

記憶の味はそのままに、自分たちらしさと新潟らしさを出すために、

わたしたちの農園で栽培した和梨を入れました。

白菜もキムチ用の歯触りの良い、シャキシャキ・カリカリとした食感の白菜を

自分たちで栽培して使用しています。

今まであるようでなかった、

本場、韓国と新潟が育てたキムチです。

進化する母のレシピ

母からキムチを教わる時はいつも目分量。

このくらい、何かが足りない、なんかしょっぱい。

そんなことの繰り返しを50年間繰り返してきたのだと思います。

だからそれをレシピに落とし込む作業は本当に大変で…。

母も含めて全員、何が正解かわからなくなったまま母が帰国しました。

残されたわたしたちは、なんとかそれをもとに母のレシピを再現しようと試行錯誤して

ようやく納得のいくキムチができあがりました。

辛い?いや、甘くないのです。

無添加でキムチを漬けることは本当に大変なことでした。

そして化学調味料の偉大さや強さを本当に感じました。

通常、キムチを漬ける時には、辛さを抑える為に甘味料を加えます。

不思議なことに、それを少しだけ入れても全然辛みがなくなるのです。

わたしたちはそれを使いたくなかったので、唐辛子の配合や産地、入れる出汁、

全てを1から設計し直しました。

ただわかっているのは、母のキムチの味だけ。

少しずつ少しずつ配合を変えながら試行錯誤して、

2019年11月、ようやくわたしたちが理想とするキムチの味に仕上がりました。

お肉との相性が本当にバツグンなのです。

動物性の脂と合うと、口の中でキムチが熟成したような味わいになります。

ぜひ一度試してもらいたいです。

断然、焼肉やしゃぶしゃぶと食べてもらうのがオススメです!

そして新たなメニューが仲間入り。
カクテキが新発売となりました。

作ろう作ろうと思いながらも、なかなかおいしい大根に出会えず。

ようやくおいしい大根と出会い、すぐに作ろうと取り掛かりました。

やっぱり素材の力には勝てません。

こちらは白菜キムチに比べて甘さを際立たせたヤンニョムにしています。

白菜もご飯のおかずになりますが、ご飯のおかずでいったらカクテキが買ってるかも?!

こちらも無添加で、ひかり畑産の和梨ももちろん入っております。

ヤンニョムは材料さえあればどこでも作れますが、

この大根は日本ではなかなか食べられません。

韓国行ったつもりでおひとつ、いかがですか?