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2018-04-18

ひかり畑のはじまり


現在の新潟は梅の花も桜の花も散ってしまいました。

タイムラグがありますが、梅が満開のときのお話。

 

自然栽培を梅ででやろう!そう決めたのは、自然栽培の「し」の字も知らなかった時代。

自然栽培を始めた年は、梅が大豊作。

とりきれないほど梅がなり、自然栽培でも栽培をやっていける自信がついた・・・。

というか、完全に天狗になっていました。

 

それから5年間、梅の注文はありがたいことに年々増えていったのですが、それに応えられるくらいの梅がならない。

梅がなればまだ良い方で、昨年は花が咲かずに落ちてしまうという、恐ろしい現実を目の当たりにしました。

天狗になっていた鼻をボキッと折られた瞬間でした。

 

毎年剪定の方法や時期、管理のやり方を変えてみたりしてみたけど、梅の樹は年々弱っていくばかり。

キノコが生え、枯れていく気を何もできずに見ているのは本当に辛かったです。

 

わたしたちが自然栽培の野菜を初めて育てたのも、この梅畑でした。

樹が植わっていない畑の片隅に、ほんの少しの赤たまねぎを植えたのが一番最初。

玉ねぎができたときは本当に嬉しくて、ふたりでその場でかじりつきました。

 

なんでこんなことを思い出したのかと言うと、何年ぶりかに満開の花を咲かせてくれた梅の樹を見ながら、

子どもを抱っこしたひかりがボソッと「ここから始まったんだよねー」と独り言のように言った言葉に、えらく感動してしまったからです。

あぁ、確かにそうだなーと。

この5年間少しだけ大きくなり、家族が増えたわたしたちが今ここに立って思うことは、この先の5年間をどれだけ大きなものにできるのか。

試練はまだまだたくさんありそうですが、この満開の梅と、

畑ですやすや寝ているセガレを見ているとなんか乗り越えられそうな気がしてならない、そんな日でした。

#ひかり畑 #藤五郎梅 #自然栽培 #新規就農


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